どうもこんばんは、山田(@r112307131111)です。
先日、ようやく全ての引き落とし口座の変更が完了したので、今まで使ってきた三菱東京UFJ銀行(2017年時点、現在は三菱UFJ銀行)の銀行口座を解約しました。
今回はなぜメガバンクの三菱UFJ銀行の口座を解約したのか、その経緯などについて記載します。
☆とりあえずさっさと口座解約方法を知りたいんだよ!という方はこちらから該当箇所へジャンプ!
☆ 口座解約までの道のりについてお付き合い頂ける方は、そのままお進みください。
自分で初めてつくった銀行口座は?
それが私の場合は三菱UFJ銀行の銀行口座でした。
大学の奨学金の受け取りやアルバイトの給与振り込みで銀行口座が必要になったため、自宅から最も近い銀行が三菱UFJ銀行だったからという理由で口座開設を行いました。
その当時、平日18時までならコンビニATMでも三菱UFJ銀行内のATMでも手数料無料で引き出しができたことも、口座開設の決め手でした。
(現在はサービス内容が変わり、コンビニATMを手数料無料で使用するにはスーパー普通預金とやらが必要らしいです)
転機
そんなこんなで数年、特に疑問もなく三菱UFJ銀行をメインバンクにしてきた私に転機が訪れます。
私は現在の会社に入社するまでは、19歳のときに口座を開設した三菱UFJ銀行をメインバンクにしていました。
特にそれで不便もなく、三菱UFJ銀行の口座を給与振り込みに使用することについて、今まで否定されることもなかったからです。
しかし、会社のメインバンクがみずほ銀行の某支店という理由から、社員は皆みずほ銀行の某支店で口座を開設してるからあなたもそうしなさいと経理から指示されました。
そんなことを言われたことは、今まで一度もありませんでした。
既に銀行口座は持っているにもかかわらず、なぜそのような指示をされなければならないのか。
銀行口座を開設するには、銀行窓口の営業時間内(平日9時~15時)に行かなければなりません。
しかも、会社が指示する某支店は会社の最寄り駅の支店のため、必然的に会社を休むか抜けるかして時間をつくる必要があります。
いまいち納得がいかなかったので、なぜ給与振り込み口座を支店単位で指定するのか?自分が住んでる地域の最寄りの支店ではダメなのか?と質問したところ、次のような内容の回答がありました。
「社員は給与の振込額が大きいため、手数料を少しでも安く済ませるために某支店の口座が必要なのだ」
………。
とても小さい会社なので、その辺はケチな節約する体質なのでしょう。
「(…まぁ、会社(というか経理)がそう言うんじゃ仕方ないよね。給与もらえなかったら困るし…)」
という訳でみずほ銀行の口座を開設し、そこに給与が振り込まれるようになりました。(当時は週休2日で平日休みもあったので、わざわざ休日に約1時間をかけて会社から指示された某支店まで足を運びました)
ついでにみずほマイレージクラブにも無料で加入できるからと窓口のお姉様に勧誘され、当時は特に断る理由もなかったのでそのまま加入しました。
三菱UFJ銀行の口座解約を決意したとき
これには理由が複数ありますが、私の場合は下記の3つが大きいと思います。
1.現在就業中の会社に就職が決まった際、「給与振り込み用にみずほ銀行の口座を開設せよ」と指示があり、メインバンクが変わったこと
2.フューチャーフォン(ガラケー)での取引が一切不能になったこと
3.ワンタイムパスワードの弊害
1.現在就業中の会社に就職が決まった際、「給与振り込み用にみずほ銀行の口座を開設せよ」と指示があり、メインバンクが変わった
上記に記載したので詳細は割愛します。
やはり給与振り込みの口座をそのまま引き落とし口座にする方が手間がなく、入金忘れも発生しないため管理しやすいかと思います。
三菱UFJ銀行は引き落とし日に口座の預金残高が足りない場合、19時までに入金すれば当日の引き落とし扱いをしてくれるのですが、19時に間に合うかどうかぎりぎりのときはすごくヒヤヒヤします。
そしてたまたま加入していたみずほマイレージ、こいつがなかなかのやり手でした。
・みずほ銀行の口座を給与振り込み口座にしているだけで、みずほ銀行ATMのATM利用手数料が8時45分~23時まで無料
(※取引名目に「給与」の文字が入ることが条件)
・コンビニATMも月4回までは手数料無料で利用可能
自分が上記の対象になった時点で、三菱UFJ銀行を持っていることに何の魅力も感じないことに、ようやくに気付きました。
2.フューチャーフォン(ガラケー)での取引が一切不能になった
私は2016年までガラケーを熱心に使っていたユーザーでしたが、当時ガラケーでインターネットバンキング(モバイルバンキング)の登録をしていました。
それが今後は一切使えなくなるという悲報…。
セキュリティを高めるため、インターネットバンキング利用者はスマホの専用アプリかワンタイムパスワードカードの導入が必須となる。
↓
スマホがない私(当時)はワンタイムパスワードカードを登録、使用せねばならなくなる。
↓
その結果、ガラケーでのモバイルバンキングで振り込みが一切使用できなくなる。
↓
。゜(゜´Д`゜)゜。
重度の通販ユーザーの私にとって、インターネットバンキングが使用できない点は致命的でありました。
そのため、サービスを利用し続けるにはワンタイムパスワードカードを使用することが必要となりましたが、これによって自動的にモバイルバンキングは使用できなくなりました。
あ、モバイルバンキングで残高確認はできますよ?
ただ振り込みができないってだけです。
でも、1日10時間以上を外で働き過ごしている私に、手持ちの携帯で振り込み作業が一切できないインターネットバンキングを持っている意味はあるのか。
少なくとも私には必要はないと思い、そこからは奨学金と生命保険の引き落としの入金以外、三菱UFJ銀行の口座では一切何もしなくなりました。
3.ワンタイムパスワードの弊害
こいつがひどい。
振り込みでワンタイムパスワードが必要なのはまぁ仕方がないでしょう、公式にアナウンスされてますから。
何がひどいって、家計簿アプリですらワンタイムパスワードを入力せねばならないところですよ。
しかもアプリを立ち上げて情報を同期するだけで、その都度ですよ。
私はDr.Walletを使用して家計簿をつくっていて、インターネットバンキングの口座情報も同期させておりましたが、アプリを起動して口座の情報を読み取る度に「ワンタイムパスワードを入力して下さい」と表示されます。
で、すぐに打ち込むも
「ワンタイムパスワードを入力して下さい」→打ち込む→「ワンタイムパスワードを入力して下さい」→打ち込む→…いつまで経っても同期されない!
そんな無駄なループ状態に陥り、非常に消耗させられました。
登録されたメールアドレスにもなんか無駄にメールが来ますし…。
(ワンタイムパスワードの導入前はそんなことなかったよね?ね?)
アプリひとつで消耗するのが嫌なので、Dr.Walletではなく別の家計簿アプリを使うことでストレスを軽減させ、これを機に三菱UFJ銀行の口座を解約しようと動き出しました。
口座解約までの長い道のり
口座を解約するには、指定している引き落とし口座を他銀行の口座に変更する必要があります。
というか必須です。
今は便利な世の中で、インターネット上で上記の手続きできるところも多くて良いですね。
手持ちの中では楽天カードとヨドバシのゴールドカード、マルイのエポスカードはインターネット上で引き落とし口座の変更ができ、次の月からは別の口座で引き落としができたので、ストレスがありませんでした。
問題は下記の3つの引き落とし口座の変更。
・ルミネカード
・日本奨学金機構
・生命保険
これらは
口座変更に必要な書類を発送してもらうよう手配
→届いた書類に必要事項を記入
→書類を返送
という手順を踏まなければなりません。
しかも、先方の処理次第で口座の変更が完了するため、いつになったら口座が変更できるのか分からないという、何ともストレスを感じます。
…今時手書きだなんて!インターネット上で書類発送の手続きは受け付けるくせに口座変更は受け付けてないなんて!!ナンセンスにも程がある!!!
と思いながら、インターネットで口座変更に必要な書類を送ってもらうようにぽちぽちしてました。
必要書類は早いところで請求してから2~3日で到着、遅いところ(生命保険)は1週間程度かかりました。
ちなみに保険会社のは当初、母の知り合いの契約を持ってきた方に必要書類を持参してもらい、それを記入して郵送したのですが、3ヶ月経っても何の音沙汰もなかったので結局は自分で調べて必要書類を取り寄せました。
一番処理が遅いと思っていた奨学金ですら書類を提出して2ヶ月後には変更通知が届いたのに…保険会社マジで意味不明。
結局は自分で書類を取り寄せた方が圧倒的に早かったという…何とも無駄な時間を過ごしました。
(必要書類を提出した翌月には引き落とし口座変更のお知らせが届きました)
そんな紆余曲折があり、三菱UFJ銀行の口座を解約するまでに決意してから5ヶ月かかりました。
道のり永杉…じゃなかった、長すぎですよ。
正直、保険会社の下りがなかったら、もう2ヶ月は早く口座解約ができましたからね。
ただ、奨学金の口座変更通知が届いた時点で、私が保険会社に問い合わせをするべきでしたから、そこは私の落ち度です。
他人を宛てにしてはならないことが実感できましたね。
口座を解約するには銀行の店舗窓口へ営業時間内(平日9時~15時)に行き、フロアにいるお姉さんに口座解約の旨を伝えれば案内してもらえます。
書類をさらっと書いて、窓口でお姉さんに必要な手続きをしてもらって晴れて口座解約となります。
特に引き止めなどもなく、事務的な内容だけで完結しますので気負うことはありません。
待ち時間がない場合は10分あれば手続きは完了しますが、たったひとつの問題点としては営業時間内に窓口に行くしか口座の解約方法はありません。
三菱UFJの口座解約を検討されている方はとりあえず窓口までGO!ですよ。
(ただし、引き落とし口座の設定を三菱UFJ銀行にしている場合は、必ず他銀行に引き落とし口座を変更してから解約に踏切ましょう。信用情報に関わるので、これ絶対)
【口座解約時に必要な持ち物】
※これらを忘れると口座の解約ができないので要注意
・通帳
・キャッシュカード
・お届け印(銀行口座を開設した際に登録した印鑑)
・本人確認書類(運転免許証があると心強いですが、健康保険証でも可)
三菱UFJ銀行の口座を解約したあとのメインバンクについて。おすすめは住信SBIネット銀行です
という訳で、長々と銀行口座のあれこれについて語ってみました。
今はみずほ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行の3つを使い分けています。
→2018年にみずほ銀行の銀行口座も解約しました。
メインバンクで使用するのにおすすめの銀行は住信SBIネット銀行です。
その理由は、ネット銀行はたいてい口座の使用状況で自分のランクが決まり、ランクの内容によって特典内容が変わってくるのですが、住信SBIネット銀行はそのランクアップ条件のハードルが低いところにあります。
たとえばですが、
・SBIカード(レギュラー)の引き落とし口座を住信SBIネット銀行にするだけで1ランクアップ
→2018年1月31日をもってSBIカードの全てのサービスが終了。今後は住信SBIネット銀行からミライノカードという新しいカードがランクアップ機能を引き継ぐそうです。詳しくはこちら。
・月末時点の残高が1000円以上かつ、給与振り込み口座に指定、SBIハイブリッド預金に月末時点に残高があればランク2は確定
・30歳未満の方で月末時点の残高が1000円以上あればランク2は確定
と、何かしらの条件を組み合わせればランク2は比較的、誰でも維持できるように思います。
ちなみにランク2の特典は、ATMの引き出し手数料が月5回までは手数料無料、他行宛ての振り込み手数料が月3回までは無料。
最低でもこの程度あれば、手数料を全く支払わずに銀行口座を使用することが可能です。
ネット銀行の口座開設はインターネット上でほとんどの手続きが完了しますし、通帳もネット上で管理するものなので快適です。
メガバンクより振り込み手数料が安く済んだり、金利が良かったりと利点が多いので、今までネット銀行を使ったことがない方は良かったらネット銀行の利用を検討してみてください。
以上、三菱UFJ銀行口座の解約、おすすめの銀行についてのお話でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。