どうもこんにちは、山田(@r112307131111)です。
先日は私が転職して良かったと感じたこと、想定外だったことについて記載しました。
★私が転職して良かったと感じたこと・想定外だったと感じたことを挙げてみる
上記の記事では、私が食品メーカーの営業事務から機械装置メーカーの機械設計アシスタントにジョブチェンジしたことをお伝えしたのですが、こちらの記事では私が「なぜ私が未経験である機械設計アシスタントという仕事にジョブチェンジしたか」について掘り下げていきます。
「転職(就職)したいけれど、仕事をどのように決めたら良いかわからない」という方の参考になれば幸いです。
私の転職話についてはこちらをご覧下さい。
- 私が転職する際に求めていた変化や希望
- 「転職したらやりたくないこと」の明確化で仕事の選択肢を絞る
- 初めての仕事に対する不安はないのか?について
- フリーランスという生き方に憧れた時期もあったけど、自分には向いていないと気付けた
- 終わりに
私が転職する際に求めていた変化や希望
転職(就職)したいと考えている方は、現状を変えたいと強く望んでいると思います。
まずは現状をどのように変えたいかを自分の中で具体的に考えて、自分の言葉で言語化、文章化できるようにすることが重要です。
私の場合は、転職することで下記のような変化を望んでいました。
- 給与が上がること、賞与が出ること
- 通勤時間の減少
- 通勤ラッシュの回避
給与と賞与について
私の場合は前職で4年ほど正社員で働いていましたが、4年の間で基本給は3000円しか昇給しませんでした。
これは私の能力に問題があった訳ではなく、他の方も役職が上がったことを除いて昇給はしていませんでした。
また、残業手当は過去に見込み残業という形で支給されていましたが、途中で会社の業績悪化を理由に残業手当の支給を打ち切られました。
そして、業績が持ち直しても見込み残業手当が復活することはありませんでしたし、在籍中は賞与はもちろん寸志すら一度ももらえることはありませんでした。
基本給が3000円昇給しても見込み残業手当15000円の支給が打ち切られたので、実質的には減給となりました。
前職は会社の賃金体制に問題があった訳です。
これらについては下記の記事で詳しく触れています。
【私の話】約4年勤めた会社を退職し、転職することになりました。
以上の事情から、私は
「転職して次に働く会社は、会社都合の減給が起こる確率が可能な限り低い会社が良い」
という強い希望を持っていました。
私は今後結婚せずに生きていくつもりなので、「女性が独身で食べていくのに困らない程度の給与がほしい」という希望もありました。
ぶっちゃけてしまうと、私が転職することでの変化で大事にしていた条件は「お金(給与や賞与)」が第一位でした。
ただ、採用面接時に「給与や賞与が良いので御社を選びました」と言ったらどん引されると思いますので、言い回しは工夫しましょう。
通勤時間について
通勤時間につきましては、転職前は片道最低で1時間30分かかっていました。
最低で1時間30分なので、電車やバスが遅延すればさらに時間がかかります。
往復でおよそ3時間の時間がもったいないので、通勤時間をどうにか改善したいとずっと考えていました。
今も通勤時間に関してはあまり変わらないのですが、1年以内には実家を脱出し、会社から徒歩で通える距離に引っ越す予定でいます。
それができ次第、今抱えている通勤時間の問題は解消されます。
通勤ラッシュについて
首都圏の通勤ラッシュは年々酷くなる一方に感じます。
偏見かもしれませんが、最近の方は電車に乗る際のマナーが良くないと感じる機会も多いです。
東京生まれで東京育ちの私。
もう散々通勤ラッシュは体験したので、これからは通勤ラッシュと縁がない土地で働きたいという希望がありました。
これについては上記2つよりも優先順位は低かったですが、「できれば叶えたい希望」として持っていました。
「転職したらやりたくないこと」の明確化で仕事の選択肢を絞る
「転職時に求めていた変化や希望」については上記でお話ししました。
さらにここから掘り下げて、「転職したらやりたくないこと」、または「今後も継続的にやりたくないこと」を明確化して仕事を絞っていきます。
私は働き方や仕事着についても細かい希望があり、それが可能な限り実現できる会社を探していました。
私の働き方についての希望はこのような内容です。
- スーツ、ストッキング、パンプスを必要としない職場
- 残業が少なく、土日祝日が休みであること
スーツ、ストッキング、パンプスを避けたい
私は体が大きく、自分の身体に合うスーツや靴を探すのに大変苦労します。
また、締め付けのある服や靴、ストッキングが大嫌いです。
特に足は外反母趾なので、自分の足に合うヒールのパンプスとなると、外反母趾の悪化を防ぐためにはオーダーメイドを検討しなければなりません。
そのため、可能な限りスーツ、ストッキング、パンプスを必要としない職場を求めていました。
現在の職場は上半身はユニフォームを羽織るくらいで、衣類や靴の指定はありません。
上はシャツやカットソー、下はパンツスタイル、プレーンな靴下や5本指靴下で、フラットな革靴やスニーカーが標準装備です。
私服勤務は大変というお話を耳にしますが、通勤にも使える私服を初めから選んでおけば服の持ちすぎを防ぐことができますし、あらかじめ服の組み合わせを決めておけば迷って時間を無駄にすることもありません。
残業が少なく、土日祝日が休みであること
私は仕事は就業時間内に終わらせて、仕事以外の自分の時間を確保したいと考えています。
弊社の求人票には「原則定時退社」とあったので、入社前は残業はほとんどないという認識でいました。
ただ、実際のところは同じ部署の先輩たちは仕事をたくさん抱えていて、毎日数時間残業をしています。
どうやら私が入社する前に立て続けで退職された方がいるらしく、ひとりひとりの仕事量が増えてしまっているらしいです。
私はまだぺーぺーで任せられる仕事に限りがあること、採用面接時に「残業は依頼されたらお受けしますが、基本的には定時で帰れるようにがんばります」と現在の上司に伝えていたので、なるべく定時で帰してくれています。
今後はどうなるか分かりませんが、現状は残業が月5時間未満と少ない状態で働けています。
また、完全週休2日制ではなく一部土曜日の出勤があります。
ただ、祝日は原則出勤で連休が取れなかった前職とは異なり、
- 年度で会社の休業日がわかっていること
- 祝日が原則休みであること
- 大型連休はまとまった休みが取れること
で先の予定が立てられるようになったので、現状にあまり不満はありません。
週6日勤務は体力的に辛い部分もありますが、悪いことばかりではありません。
なにせ休みの日が限られているので、休みの日には「あれがやりたい」「これをやらなくちゃ」ということを後回しにせず確実にこなせるようになり、ダラダラして休みの日を1日潰してしまったということがなくなりました。
土曜日出勤をすることになって休みの日の使い方について見直せたところは、自分の利点になったと思っています。
そうして自分の求める変化や希望、やりたくないことを掘り下げていった結果、現在の自分の求める変化を実現できる可能性が高いと思えた、弊社に転職することに決めました。
初めての仕事に対する不安はないのか?について
今までとは違う仕事をすることに不安が全くないといったら嘘になりますが、私の場合は「自分ならできそう」と思った仕事を選んだので、「今は全くできなくても、いずれはできるようになる」と考えています。
自分の適性に合っている物事は、努力次第で変えられる部分が大きいです。
また、自分の適性に合っている物事は上達が早いので、他者からの評価を得やすいですし、他社からの評価を得ることで自信に繋がっていきます。
私は現段階では自分がやりたいことだけをメインに仕事ができるとは思っていません。
自分がやりたいことだけを仕事にできたら楽しいとは思いますが、その分きついと感じる部分が出てくると思います。
残念ながら現段階の私にはそれを乗り越える力が足りていません。
そのため本業の仕事については、自分ができそうな仕事、自分の性格や性質に向いていると思われる仕事を選びました。
「自分のやりたいことがわからない・見つからない」という方は、
- 自分の変化や希望を明確化し
- 自分に興味がある分野で、自分に向いていると思えること
に重点を置いて仕事を探すと、失敗(退職や精神的に追い詰められるリスク)が少なくなると思います。
もし何に重点を置いたら良いかわからないことがあれば、ストレングス・ファインダーで自分の強みを見つけることもひとつの手段です。
- 自分の変化や希望が実現できる環境
- 自分ができそうな仕事
- 自分の性格や性質に向いていると思われる仕事
を考えた結果、私の場合は機械装置メーカーで設計アシスタントとして働くことでした。
フリーランスという生き方に憧れた時期もあったけど、自分には向いていないと気付けた
ブログやTwitterを始めて1年弱。
ネット上にはたくさんのフリーランスの方がいて、仕事で稼いでいる金額はもちろん、いつでも好きなときにどこにでも行けるという、フリーランスの生き方に憧れた時期が私にもありました。
ただ、当然ながらフリーランスは自分で全てのことをこなし、全てのことに責任を持たなければなりません。
自分に甘い私に、フリーランスというスタイルで働くことは難しいとブログやTwitterを続けていることで気付くことができました。
そこで私は、本業は会社員として働きながら、同時に副業としてブログで好きなことについて書いたり、アクセサリーを製作したりするスタイルで働いていこうと決意することができました。
別にみんながみんなフリーランスを求めなくても良いと思えました。
会社員の最大の利点は、とりあえず出勤すればお金が発生すること。
現在の私のように、何もできないぺーぺーでもきちんと給与日に給与を払ってくれるうえ、賞与も入社した本年からくれるという弊社の存在はとてもありがたい。
ずっと何もできないぺーぺーのままでいるつもりはないですが、現在の状況は精神的な助けになっています。
「お金がない」という状況は、想像以上に精神的に追い詰められます。
会社員が辛いという方は、某氏が仰っている「収入がなくてもとりあえず1年くらい暮らせる貯金」をつくってからフリーランスになるべき。
お金がなくて困ることはたくさんありますが、お金があって困るということはないはずです。
(※ただし、ブラック企業や精神病になりそうな状況だったら迷わず逃げてください。命大切)
終わりに
今回は未経験で異業界、異職種への転職までに私が考えて実践したことをお伝えしました。
転職や今後の働き方について迷いのある方の参考になれば幸いです。
ただこういう話をしておきながら私、まだ試用期間中なんですよね。
今後どうなることやら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。