どうもこんにちは、山田(@r112307131111)です。
今回はタイトルの通り、転職が決まりましたのでそのご報告と、私のこれまでの仕事についてお話ししていきます。
↓「別の会社で」と書くつもりでした。
今勤めている会社を2月いっぱいで退社し、3月1日から別の会社にお世話になることになりました。転職します!
— 山田 (@r122307131111) 2018年1月31日
大学卒業後~今の会社に入社した経緯
私は四年制の大学を卒業してから、今の会社に入社するまではずっとフリーターでしたが、就職者応援プロジェクトという中小企業庁の取り組みを利用し、25歳(第二新卒)で今の会社に正社員で入社しました。
大学を卒業するまでに就職先が決まらなかった訳ですが、生活を維持するためにひとまず働かなければならなかったのでフリーターになりました。
日々の生活を送るのにいっぱいいっぱいになった結果、就活が面倒になり、惰性でフリーターを続けている日々でした。
そんな折に母が見つけてきたのが、就職者応援プロジェクト。
第二新卒まで参加が可能ということで
「これを逃したらきっと一生正社員として就職できない」
と思い行動。
周りの方に協力して頂いたおかげで、約4ヶ月のインターンシップ期間を経験し、何のスキルもない私が食品会社の営業事務の正社員として入社することができました。
それが今の会社になります。
そこそこ苦労して入社した会社を転職すると決めた要因
では、(自分の怠け癖が原因ではあるものの、)そこそこ苦労して入社した会社をどうして転職すると決めたのかについてお話ししていきます。
会社が倒産した
私がインターンシップを始めて2ヶ月経った頃、会社が倒産しました。
正確にはM&Aで食品関連の会社に買収されたのですが、「会社ってこんなにあっさり倒産するんだ…」と世間知らずな私には衝撃的な出来事でした。
(また会社名が変わったことで、用意していた先の手書きの帳票類が全てパーになったことがショックでした)
他にも色々なことがあり、自分がとんでもない会社に迷い込んでしまったことには薄々気付いていましたが、見て見ぬふりをしてきました。
ここで逃げたら次に正社員になれる保証がなかったからです。
給与が鬼のように安い上、昇給もない。賞与もない
最初に提示された給与は基本給175000円+交通費でした。
そこから社会保険などが引かれますので、手元に残るお金は決して多くはありません。
ただ前述のように、 私はずっとフリーターの身分で社会人経験もなければ何のスキルもありません。
おまけに第二新卒として年齢的に後がない身です。
そんな私の状況から給与が安いことは仕方がないと思っていましたが、過去に一度3000円昇給しただけで、その後は一度も給与が上がることはありませんでした。
むしろ会社の業績不振が原因で給与が減らされました。
賞与なんかそんな状況で出る訳ないですよね。
ちなみに賞与の支給は業績賞与という形式なので、利益が出なければ賞与が支給されることはありません。
(これはブラック企業によくある表現だと思いますので、求人を見る際には要注意ですよ)
そして昨年は社員に寸志が支払える程度の利益は出ましたが、社長が直近数ヶ月の売上が下がったことを理由に寸志の支給を取りやめる判断をしました。
私の感想:「終わってるな」
業績不振で給与が減らされる。でも仕事は増える一方
忘れもしない2年前のあの日。
それまで支給されていた見込み残業手当15000円の支給がなくなりました。
見込み残業手当の支給がなくなった理由は私が会社に損害を与えるようなミスをしたからではなく、当時会社の業績が様々な事情で芳しくなく、現場の社員全員の給与を減らすから事務員である私も減らさなければならないから、というものでした。
「山田が一番減給額が低いから」と慰めのように言われたことは、今でも忘れられません。
見込み残業手当の支給がなくなることに納得はできませんでしたが、同意できなければ会社を去るしか手はありません。
私に抵抗する術はなく、その条件をのみました。
会社はそんな状況ですので、辞めていく従業員はもちろんいます。
その辞めていった方の仕事のうち、内勤で処理する仕事の大半は私に回ってきました。
仕事は増えても給与は増えません。
前述の通り、賞与もありません。
むしろ残業代の支給がない分、残業しないように仕事を処理しなければなりません。
そんな毎日が嫌でした。
早々に実家を脱出せねばならない状況にある
大学を卒業したら自立しなさいと両親からは言われていましたが、低収入を理由にずっと甘えてきてしまいました。
そんな状況ですので、機嫌が悪いと家族には出て行けとなじられ、安月給と見下され、実家には私の居場所がありません。
家族にこれ以上迷惑をかけないために、早々に自立できる収入を得て、実家を出るしかない状況です。
実家を出るには、今の会社の待遇では実現ができません。
また、待遇が改善される様子はなく、先が見えない状態で今の会社に居続けることは、私にはデメリット以外の何者でもないと思いました。
同僚と仕事を続けていきたいという気持ちが消え、ストレスに変わっていった
今まで待遇が悪くても何とかやってこれたのは、家族の理解があったり、仕事に対してある程度のやる気があったからです。
しかし、私にはそのどちらもなくなってしまい、今の仕事を続けていくことは苦痛でしかなくなってしまいました。
今の会社の特に悪いところのひとつは、幹部が揃う会議で決まったことでも平気で無視し、自分たちがやりやすい仕事の流れに作り替えてしまうところです。
これは主に併設している工場(現場)の従業員にやられます。
お客様と窓口である営業サイドで定めた取り決めも、現場はスルーし、平気で忘れます。
お客様からの指摘、クレームのご連絡は、もちろん窓口であるこちらが受けます。
営業サイドに所属している以上は仕方がないことですが、お客様から現場が犯したミスの件で怒られることは、私にとっては苦痛でしかありませんでした。
ご覧の通りストレス耐性ないですから、私。
そういったことを数え切れないくらい経験し、現場に対しては「なんでこんなこともできないんだろう」、「何度言ってもダメならどうすれば良いんだろう」という暗い気持ちしか持てなくなりました。
何でも人や物のせいにし、自分らの正当性を主張する彼らが敵に見えたとき、もう一緒に働いていくことはできないと思いました。
また、「誰かがやってくれるだろう」という気持ちの従業員が非常に多い点もずっとストレスでした。
彼らは自分で発注した納品物(消耗品)を納品された場所に何日もおきっぱなしで片付けません。
(※私が見つけて片付けます)
彼らは平気で建物内を散らかし、汚し、挙げ句の果てに「あれって汚いよね」と言い放ちます。
(※私が床掃除しています)
事務員が掃除している建物内の床が汚いのは、工場で作業をしているあなたたちが制服で動き回るからなんですけど?
あなたたちの汗や飲み物、手洗いのときに飛び散った水が原因で床に汚れが残っているんですけど?
汚いって思うなら自分で片付けたり、掃除したりすれば良いのになんで文句しか言わないの?
彼らのひとつひとつの行動や発言に対して上記のような考えを持つようになり、その度にイライラして仕方がありませんでした。
そして、このことを周りの誰にも言えないことがしんどかった。
他にも色々とありましたが、こういったことが要因で転職を決意するに至りました。
転職活動を開始したものの…
そんな訳で転職活動を始めていきましたが、たくさんの方が仰っているように本業と並行して行う転職活動はなかなかきつかったです。
面接日時を決め、それ通りに仕事を進めること、書類の準備、面接での答えを準備することなど、やらなければならないことはたくさんあります。
ただその中でも私が最もきつかったことは、自分について話すことです。
私が新卒で就職していないことは履歴書を見れば分かることで必ず突っ込まれますし、自分が怠けていたという失敗を認め、その説明をしなければなりません。
自分と向き合う作業は一般的な就職活動をされてきたなら通ってきた道ですが、私はそこからずっと逃げてきました。
私がずっと逃げてきたことも面接担当の方には見透かされていたと思いますし、見透かされていると分かった上で、それでも相手に自分について説明しなければならないことがきつかった。
これに関してはたまたま転職先が決まっただけで、私はまだこの問題を根本的には解決できていないと考えています。
また私は色々な要因から、自己肯定感というものが低い人間です。
たまに人から何かを褒められても素直に受け入れられず、「そんなことないですよ~」で流してしまう人間です。
そんな自分のことを上手く肯定できない人間が、自分を全く知らない面接担当者に対して自分の良いところをアピールできると思いますか?
これが簡単にできたら苦労しないって。
これができないから自己肯定感の低い人は苦しいの。
そもそも自分の良いところが分からないの。
自分の良いと思っているところが他人にとっても良いところに思われるとは限らないのに、なんで自分のことを良く思えるの。
という面倒な考えを私は持っている訳でして、 そうなると自己アピールという行為が非常に難易度が高い行為となる訳です。
これに関してもたまたま転職先が決まっただけで、まだまだ未解決な問題です。
他には今勤めている会社が小さな会社で、ある程度は自分の裁量で仕事をしているという点も、
- 協調性がないのではないか
- 辞めるときに会社と揉めるのではないか
と敬遠されていたように思います。
率直に、「あなたの今担当している仕事の内容では能力的に難しい」と言われたこともありました。
まぁこれに関しては事実なので仕方がないです。
また、ほとんどの会社は不採用でもきちんとメールを送って下さいましたが、中には不採用にもかかわらず連絡を2週間も待たせる会社があり、弱っているときにそれをやられるとメンタルを抉られました。
「ああ、自分には不採用のメールすら送る価値はないんだ」って思考になりますね。
(いつもではないですけど、メンタルが弱っているときはそういう思考に走ります)
不採用や次回選考に進めないならさっさと次を探すので、人事の方は不採用でも面倒くさがらずに連絡して欲しいものです。
そんな感じで色々ありましたが、何とか3月1日から新しく勤める会社が決まりました。
次の会社は今の会社よりも朝は早いものの、通勤時間が短くなり、昇給年1回、賞与年2回の待遇で年収が現在の1.5倍になる予定です。
ただ、私がもっとちゃんと真面目に取り組んでいれば、もっと早く転職先が決まっていたのではないかと思います。
つかの間の有給休暇消化期間に突入…だがしかし!
そんな訳で、2月末まで私は有給休暇消化中の身です。
家の中に誰もいない状況での引きこもり生活は静かで快適です。
好きな時間に寝て好きな時間に起きる生活、最高です。
(3月1日から仕事に行けるのか不安になってきました…)
ただちょっとした問題が発生しまして、静かで優雅な有休消化生活への道のりには、掘った本人さえ分からないような落とし穴がありました。
これについては今度お話ししますね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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