メープルクッキー。

メープルクッキー。

独身アラサー女が雑多な内容(ハロー!プロジェクト関連、美容・化粧品、ブログ運営、節約体験談)について記載しているブログです。

「有給休暇がない会社」はブラック企業?転職活動中の出来事についての話。


スポンサーリンク

f:id:r122307131111:20171001011326j:plain

 

どうもこんにちは、山田です。

 

 

まずは前回の記事のお礼です。

はてなブログ記事URL変更後、グーグルサーチコンソールに登録してみた。記事URL変更はくれぐれも慎重に、という話。 - メープルクッキー。

 

杏那 (id:kaputtan)さん

前々回に引き続き、はてブ登録ありがとうございました!

自分のブログで実証してみたことなので、少しでも参考にして頂けたら幸いです。

検索流入の割合が大きいですと、今回のように流入がなくなったときがのダメージが大きいので、検索流入とはてなからのアクセスや固定アクセスと、バランス良くアクセスがある方が良いと思います(^_^;

 

ちなみに、検索流入を増やすコツとして

・記事タイトルに検索キーワードを入れる

・記事の見出し(大見出しなど)にも同じ検索キーワードを入れる

と良いと、複数のブログで紹介されてました。

もしご存知ないようでしたら、お時間あるときに挑戦してみてください。

 

 

今回は転職活動中の出来事に関するお話です。

ある企業から内定を頂いたときのことを記載していきます。

 

 

 

ある企業に面接へ

2017年の9月某日、ある企業の書類選考を通過したので面接に行きました。

 

その企業は、ある商品の取り扱いで業界シェアトップの企業で、私はその商品には知識も興味もありませんでしたが、

・入社前の知識不問の事務職の募集であること

・自宅からの距離が近い企業であること

が決め手で応募してみることにしました。

 

応募するとすぐに面接担当者から「興味があるのでぜひ面接したい」という旨で連絡があり、週末に面接に行くことになりました。

 

 

 

その場で内定を頂けたけれど、つきまとう「もやもや」

面接は緊張しましたが、転職理由や志望動機、どんな仕事をしていきたいか、質問されたことを順を追って話していきます。

 

私は小学校、中学校だけでなく、高校、大学も地元の学校を卒業しています。

特に高校は諸事情からがんばって入学したそこそこの進学校でしたので、その学校のネームバリューの甲斐あってか、面接は面白いくらいに良い方向へ進みました。

 

なんだかんだ45分程度話をして、その場で内定を頂くことができました。

ただ、家族と相談して内定を受諾するか否かを決めようということで、お互い同意の上でその場では内定を受諾せず、近日中に検討してお返事をすることになりました。

 

 

なかなか頂けない内定をその場で頂けたことでふわふわしながら帰りましたが、ずっと帰り道の間、面接担当の方が仰った発言が頭の中をもやもやさせていました。

それは、「うちの会社は有給休暇がないけど」という発言です。

 

 

 

「もやもや」を解消するべく、気になっていることを質問してみることにした

私は世間知らずです。

私が知らないだけで有給休暇がない会社があるのかな、と内定に浮き足立ちつつも、どこか晴れない気分で帰宅しました。

この時点ではすっかり夢見心地な気分から冷め、内定を受諾するか否かは条件次第という気持ちでした。

 

その日の夜、父にある企業へ面接に行ったこと、その場で内定を頂いたこと、その企業のこと、どうしても気になっていることを相談しました。

父の答えとしては、資金繰り的にはクリーンな企業だし、挑戦してみて良いと思うけど、気になる点はまず確認して疑問を解消した方が良いという、もっともな答えでした。

「そもそも有給休暇がない会社なんて日本にあるの?」ということも話題に上がりました。

 

気になる点は質問するというのは私も同意でしたので、先方へメールで先日の面接のお礼を伝えた上、下記のような内容を質問しました。

 

・面接では有給休暇がないというご説明でしたが、求人票には有給休暇の記載がございました。有給休暇はあるけれども、実際の所は使用できないという解釈でよろしいのでしょうか。

・交通費の規定が距離換算でしたが、私の場合はいくら程度になりますか。(バスで通勤の場合は10000円程度の定期代になります)

・定休日以外の休暇取得はどの程度前に申請すればよろしいですか。

 

その返事はすぐに返ってきました。

 

 

 

どうやら本当に「有給休暇はない」らしい

私が送った質問に対する返答はざっとこんな感じでした。

一部フェイクを入れています。

 

・面接では有給休暇がないというご説明でしたが、求人票には有給休暇の記載がございました。有給休暇はあるけれども、実際の所は使用できないという解釈でよろしいのでしょうか。

⇒ 求人票の有給休暇の記載は確認ミスです。有給休暇はございません。

 

・交通費支給の規定が距離換算でしたが、私の場合はいくら程度の支給になりますか。(バスで通勤の場合は10000円程度の定期代になります)

⇒ 山田さんのご自宅の場合は当社から●km程度の範囲ですので、2000円の支給になります。

 

・定休日以外の休暇取得はどの程度前に申請すればよろしいですか。

⇒ 原則5日前に申請して頂ければ問題ありません。ですが、イベント期間の休暇取得についてはご配慮願います。

 

 

 

「有給休暇のない会社」で検索してみた結果

▼下記を参照させて頂きました。

有給休暇がない会社は存在しないはず。もしあるならばそれは違法

 

どうやら日本では労働基準法第39条で有給休暇の付与が義務づけられており、これに違反すると「6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」が課せられるそうです。

 

パートやアルバイトなどの非正規社員でも有給休暇が付与されること、会社側ができる行為は時季変更権のみであることは知っていましたが、そもそも上記のような根本的なことは知りませんでした。

 

 

やっと頂いた内定であることもあり心は揺らいでいましたが、どうやら今勤めている会社よりもブラック企業の可能性が高いということが判明し、内定辞退への踏ん切りがつきました。

後々トラブルになる可能性があると分かっていて、自ら火種に飛び込む人はいません。

(母には転職してから辞めるときに労基に行けば?というクレイジーな回答を頂きましたが)

 

 

私の場合は転職して現在の環境を変えること、自立して実家を出ることが目的なので、

・基本給が下がる

・30分単位での残業をしなければ稼げない(計算が30分単位のため)

・基本給は下がるが拘束時間は延びる

・週休二日も休めない

・有給休暇がない

・通勤交通費で大幅に自腹を切る必要がある

といったところが自身の希望に合わないため、内定を辞退することにしました。

 

今勤めている会社でも経験したことなのできっと良くあることだと思いますが、求人票に書いてあることと実際のところはかなり違ったりするので、気になることは納得が行くまで質問して確認するべきだと思います。

(私の場合は土日休みと求人票にはありましたが、実際には入社して1年半は土日休めませんでした。今は状況が変わったため土日休めています)

 

 

 

辞退は電話で伝えることを推奨

内定の辞退は電話で連絡しました。

内定の辞退を伝えることは、電話が苦手な人はもちろん、電話が得意な人でも気が重いことでしょう。

ただ、ここで他の連絡手段(メールなど)に逃げてしまうと「自分は逃げてしまった」とずっと心に残ると思います。

 

個人的に3月のライオンで桐山君が高橋君に言った、「でも多分 『逃げなかった』って記憶が欲しかったんだと思います」と非常にリンクしました。

 

 

内定を辞退するときは

・先日時間を割いて面接してくれたことへのお礼

・家族に相談し検討した結果、大変申し訳ないですが内定を辞退させて頂くことにした

以上のことを伝えたところ、すんなり内定辞退は受け入れて頂けました。

電話していた時間は1分弱で、とにかくあっという間でした。

辞退する理由も一応考えていましたが、そこまで突っ込んで聞かれなかったので「申し訳ございません」で通しました。

 

 

内定辞退を申し出るまでは睡眠不足で胃がきりきりしていましたが、電話した途端に気が楽になったことを良く覚えています。

気がかりだったことが解消されたこと、苦手な電話できちんと自分の意思を伝えられたことで、安心したのでしょう。

 

 

 

ここからは独り言

せっかく頂いた内定を辞退したことについては後悔はありません。

自分の希望と離れた仕事に就いたら、たとえ自分で選んだことでも周囲の環境や人間のせいにしてしまう可能性があるからです。

 

ただ、私がこうしてまだ自由に転職活動させてもらえるのは、世帯主の父が「もうちょっとがんばってみたら」と応援してくれているからです。

家計が苦しいところに貢献できず申し訳ない気持ちで、良い歳した大人で親に甘えている自分を無性に責めたくなるときがあります。

機嫌が悪いときは「いつまでも親に甘えるな」と怒られるときもあり、そんな日は消えてしまいたくなります。

 

今の自分を変えたいなら環境を変えることが必要です。

当たり前のことですが、それは自分で実現しなければならないことなので、自分が納得できるところを自分の力で探していくしかないのだと思います。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。