メープルクッキー。

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ハロー!プロジェクト、楽曲リリースに関するお知らせについて


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どうもこんばんは、山田です。

 

 

先日、ハロプロの公式ホームページにて「ハロー!プロジェクト 今後の楽曲リリース方法について」というお知らせがありました。

今回はそちらについて、私の思うところを記載していきたいと思います。

 

 

 

ハロー!プロジェクト 今後の楽曲リリース方法について

お知らせの内容はこちら。

いつもハロー!プロジェクトを応援いただき、誠にありがとうございます。
 
これまでハロー!プロジェクトの各グループは年2~3枚のCDシングルをリリースしてきましたが、より多くの作品を、また多種多様な作品をお楽しみいただくために、音楽配信、映像配信によるリリース方法を増やしていきます。
 
普段のシングルでは表現しきれない幅広い世界観をお見せするための試みとして、ソロがあったりユニットがあったり、またハロプロOGと組み合わせたりなど、各グループを越えた思いがけない企画を考えながら楽曲作りを始めています。
 
各グループのCDリリースはこれまで通り行っていきますが、ライブツアー用に用意した新曲を配信リリースでいち早くお届けしたり、様々なタイプの楽曲を随時配信リリースしていきます。
 
今後もハロー!プロジェクトは様々なアプローチで楽曲を発信していきますのでご期待ください。

  (http://www.helloproject.com/news/7429/より引用、引用日:2017年8月8日)

 

 

 

配信楽曲が増えていくことによるメリット、デメリットなどについて個人的な見解

今回の楽曲リリース方法のお知らせから、音楽配信、映像配信のリリースを増やすメリットとデメリットについて、私はこのように考えています。

 

 

<<メリット>>

■完成した楽曲がすぐにリリースできる

こちらに関しては文字通りそのままなので次に行きます。

 

 

■流通までのコストが下げられる(と思われる)

こちらに関しても文字通りそのままなので次に行きます。

 

 

■宣伝のためのコストが下げられる

一時期ハロプロではあまり宣伝に力を入れていない印象でしたが、最近はCDリリースの期間を中心に宣伝にも力を入れています。

渋谷のハチ公口から見える場所に看板を設置したり、山手線の各駅に看板を設置したり、新聞の広告欄に広告を掲載したり、CDリリースの前後は色々なところでCDリリースの情報を入手することができます。

ただ、これらの宣伝には莫大な費用がかかります。

(参考までに、渋谷のビル上に2週間広告を出すと税抜で550万円ほど掛かるとのこと。ソースはこちら

 

CDリリースから楽曲配信にリリース形態が変わることで、看板を出す、新聞の広告欄を使うといった宣伝方法が減少し、ホームページやSNS、メンバーのブログなどで宣伝方法が中心となりますので、今まで宣伝にかけていた費用を格段に抑えることができます。

浮いた費用で他の楽曲制作にまわしたり、色々できるようになります。

 

 

■今までハロプロで起用されてこなかった作詞家さん、作曲家さんを起用するチャンスが増える

単純に楽曲配信で楽曲が増えていくことになるので、今まで起用されていなかった作詞家さん、作曲家さんにチャンスが生まれることになります。

ハロプロは現在コンペ方式を採用しているので、ある程度の基準は必要になってくるとは思いますが、楽曲が増えれば起用のチャンスが増えるので、これまで埋もれてきた才能のある作詞家さん、作曲家さんに出会えるかもしれません。

 

 

 

<<デメリット>>

■楽曲の質の低下が否めない

楽曲のリリースが配信で簡単にできる分、「CDリリースだったらボツの水準だけど、配信のお遊び楽曲だから良いよね?」的な思考に走っているように感じています。

 

私は普段はハロプロの楽曲はどのグループもCDなり配信なりで購入するようにしていますが、下記の2曲は購入を見送りました。

理由としては、わざわざ購入してまでまた聴きたいと思えない曲だったから、ですね。

いのうえのうた

いのうえのうた

  • 井上玲音(こぶしファクトリー)、井上ひかる(ハロプロ研修生)
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
おバカねこと おバカねこバカのうた

おバカねこと おバカねこバカのうた

  • 飯窪春菜(モーニング娘。’17)、金澤朋子(Juice=Juice)
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

※各メンバーをこき下ろしたいのではなく、私がこれらの楽曲を受け付けなかったという話ですので、あしからず。

 

 

グループの垣根を越えたユニットで楽曲を配信するというコンセプトはとても良いと思いますが、それならば先日当ブログで紹介した「レディーマーメイド」や「海岸清掃男子」くらいのクオリティは欲しいところです。

www.maplecookie.net

レディーマーメイド

レディーマーメイド

  • ダイヤレディー
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
海岸清掃男子

海岸清掃男子

  • HI-FIN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

■音質はCD音源には敵わない

私は音質に関して大してうるさくないと思っています。

ただ、配信楽曲は音の大きさが曲によって一定でなかったり、バックのコーラスや楽器の音が聞こえてこないときがあります。

例えば、まーどぅーの「Miss変換!!」はiTunesで購入しましたが、他のCDから取り込んだ音源に比べると明らかに音の質が悪く、他のCDから取り込んだ曲と比べると「Miss変換!!」だけ音量が異様に小さく聞こえます。

Miss変換 !!

Miss変換 !!

  • 工藤遥&佐藤優樹(モーニング娘。'17)
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

iPodで曲を聞く場合は、この曲の時だけ音量を上げなければなりません。

で、次に他の曲を聞くときは、音量を下げなければなりません。

 

都度それを行うのが面倒で、次第にこの曲自体聞かなくなりました。

ハイレゾ配信にしろ、とまでは言いませんが、今後改善できるなら改善していって欲しいところです。

 

 

■一般向けの宣伝がほぼなくなるので、更にヲタク向け商売と化す

上記ではインターネットやSNSを中心とした宣伝方法にシフトすることで、宣伝費用が減ることをメリットに上げました。

 

しかし、ハロプロに興味のない人にも見てもらえる宣伝から、ハロプロに興味のある人だけに目に留まる宣伝方法が主流となることで、市場のターゲットが明らかに狭まります。

端的に言えば、ターゲットが完全にヲタク向け、ヲタクになりそうな人向けのみがターゲットとなります。

普段普通に生活していて、テレビや新聞などからハロプロの情報はなかなか入ってこないでしょう。

情報が入ってくるのは、自分からツイッターの公式アカウントをフォローしていたり、普段から公式ホームページをチェックしていたり、といった方に限られてくると考えます。

 

どの商売も新規顧客を獲得できなければ売上を増やすことは難しいので、ホームページやSNSを中心とした宣伝だけでは、いつか頭打ちになるときがくると思います。

その未来がきたときにどうやって乗り越えていくのか、先のことを考えていらっしゃるのかが疑問です。

 

 

 

今後配信楽曲が増えていくと仮定して現時点で懸念していること、改善して欲しいこと

「様々なアプローチで楽曲を発信していく」とのことなので確定事項ではありませんが、今後配信楽曲が増えていく場合に懸念されること、それを機に改善して欲しいことについて、私はこのように考えています。

 

 

懸念していること

■メンバーのメンタル

個人的にはこちらが一番気になっていることです。

お知らせには「各グループのCDリリースはこれまで通り行っていきます」とはありますが、Juice=Juiceはライブツアーで披露している新曲が複数あるにもかかわらず、CDリリースの予定はありません。

新メンバーの段原瑠々ちゃん、梁川奈々美ちゃんが初めて参加する新曲は、CDではなく配信楽曲と確定しています。

今までCDリリースできていたのに配信楽曲になってしまった、という事実は会社の方針ではありますが、メンバー達が自分達の実力が足りないからCDがリリースできないんだ…という考えになってしまわないかが心配です。

 

また、歌に定評のあるJuice=Juiceの新曲が配信でしか提供されない事実が非常に残念です。

歌に定評のあるグループなんだから、音質の良いCDで曲を発売すれば良いじゃない!と思ったりするわけです。

 

 

■で、カントリー・ガールズの新曲はいつ配信されるの?

カントリー・ガールズの新体制のお知らせで「今後は配信リリースを中心に」とありましたが、果たしてカントリー・ガールズの楽曲を配信する気はあるのでしょうか。

カントリー・ガールズ新体制につきましては、過去にこちらを書かせて頂きました。

www.maplecookie.net

 

 

今はハロコンやイベントなどで忙しいかとは思いますが、遅くとも年内にはカントリー・ガールズ名義の新曲を配信して欲しいですよね。

 ⇒ 配信されました!

小生意気ガール

小生意気ガール

  • カントリー・ガールズ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

もし兼任組のスケジュールが合わないのなら、まずは山木さんとおぜこのふたりで歌った楽曲を配信するのもありではないでしょうか。

 

 

これを機に改善してほしいこと

■時間の使い方(歌レッスンの強化)

ハロプロではCDリリースがあるごとに、トークイベント&握手会、ミニライブ&握手会、個別握手会など、様々なイベントが発生しています。

CDだけの販売ではぶっちゃけ売り上げが厳しいので、こうしたイベントの参加券をくっつけて販売する訳ですが、まぁとにかくこうしたイベントにはメンバーの時間がとられているのが現状です。

 

CDリリースの前後は土日祝日を丸1日使って握手会やイベントを行います。

特にモーニング娘。の場合は、1日で全国を飛び回って握手会をすることもあります。

普段コンサート開催もない地域に握手会としてメンバーが行くことは良いことだと思います。

しかし、長時間かつタイトなスケジュールの移動でメンバーにストレスや負担をかけたり、インフルエンザなどの病原菌をもらうリスクを無視してまで行うことではない、と私は常々考えています。

 

もしCDリリースが減ることで、こうしたメンバーに多大な負担やリスクがある膨大なイベントが減るのなら、楽曲配信を増やし、プッシュしていっても良いと思います。

そして新曲発売イベントを開催しないことで生じる時間を、ボイストレーニングを中心としたレッスンを受ける時間に充てて欲しいです。

 

ハロプロはアップフロントに所属するアイドルグループの集団ではありますが、ロックボーカリストオーディションの最終選考に落ちたモーニング娘。初期メンバーが原点です。

ということは、ハロプロの原点は歌になります。

だからハロプロは歌に関しては妥協をして欲しくない、歌が上手くなるための環境を整えて欲しいと私は考えています。

アップフロントは音楽事務所なのだから、ダンス部やアクロバットを推すより、歌で勝負をして欲しい。

 

 

しかし現状としては、難しいダンスやアクロバットに力を入れ、歌は後回しにされているように感じられます。

更に、ギチギチに組まれたイベントスケジュールによって、レッスンを受けている時間自体が減っているようにも感じられます。

それで歌が上手いままなら別に何とも思いませんが、モーニング娘。のプラチナ世代やベリキューが全員いなくなり、完全な世代交代された現在では、スキルが評価されていた時代と比べると歌に関しては実力が足りないと思います。

 

今のハロプロメンバーの歌に全く魅力がない訳ではありません。

最初は歌が上手くなくても時間をかけて上手くなる子もいて、成長を見守っていけるところはハロプロの良いところだと思いますし、ダンスをしながら歌を歌うことの難しさも承知しています。

ただ、この子の歌が良いよね!という子や、誰が聞いてもこの子の歌は上手い!と言える子は、過去に比べて今は少ない気がします。

せっかくたくさんのメンバーがハロプロに所属しているのに、勿体ないなと思ってしまいます。

 

 

大分長くなってしまいましたが、歌や楽曲に惹かれてハロプロを好きになった私としては、今後配信楽曲の割合を拡大していくのならば歌のレッスンを強化して歌に力を注いで欲しいということです。

ダンスなどのパフォーマンスでなく配信楽曲で勝負をするなら、なおさら個々の歌の力は大切になってくると思います。

 

 

 

終わりに

「ハロー!プロジェクト 今後の楽曲リリース方法について」という内容にずっともやもやしていて、なんで私はこんなにもやもやしているんだ!と思って文章化してまとめてみた結果、このような形になりました。

大分長くなりましたが、要は私はハロプロの将来が気になる、気にしているってことだと思います。(要約しすぎでしょうか?)

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。